今後カーシェアリングが拡大し、大都市圏と若者の車離れが進むと思う

コインパーキング

若者の車離れが言われて久しい。しかし、これには前提条件があります。日本全国の若者が車から離れているわけではありません。

そして、東京や大阪の大都市圏では、車離れが進行していると言われる一方、地方圏では一部を除く多くの人にとって車は生活必需品。

なんともまだら模様の国内の自動車需要ながら、情報を整理することで将来の方向性が見えてきそうです。

大都市圏の車離れは進行中

マンション

DEU-Car.com管理人、Mr.
1家(マンション)に1台、自家用車を所有するのは当たり前でマンションの駐車場は満車状態、というのは今は昔。

大都市圏では「運転免許証を取得して、ローンを組んで車を購入するのが社会人の証」なんて考え方は、今や古い価値観だろうね。

男性スタッフ、Hさん(20代)
大都市圏では、そうでしょうね。

大都市圏では通勤や移動で電車やバスを使いますから、愛車の所有は贅沢ですね。

DEU-Car.com管理人、Mr.
2008年のリーマンショック以降、大都市圏におけるマンションの駐車場問題が浮上しています。

というのも、マンションの駐車場の空きが目立ち始めている。全駐車台数のうち2割、3割は空いているケースが珍しくない模様。

大都市圏の通勤手段は主に電車やバス、自転車。自家用車に乗るのは休日だけ。

しかも、毎週末のように自家用車に乗るわけではない…となると、自家用車はマンションの駐車場でほとんど眠っている。

男性スタッフ、Hさん(20代)
自家用車に乗っても乗らなくても、必要経費がかかりますし。
DEU-Car.com管理人、Mr.
大都市圏の月額駐車料金は安くはありません。

そして毎年、自動車税と任意保険料を支払い、2年毎に車検を受けて重量税と自賠責保険料を納めます。そして、車に乗る乗らないに関係無く、スターターバッテリーは劣化していく。

大都市圏のマンション住人は、月に数える程度しか乗らない自家用車の所有コストに疑問を抱いていると思う。

男性スタッフ、Hさん(20代)
大都市では、自家用車で移動すると、いちいちコインパーキングを探す必要があり面倒。大きなショッピングモールや施設は別として。

大都市圏で自家用車で移動するのは時間がかかりますし、ある意味、不便ですよね。

DEU-Car.com管理人、Mr.
急速に進む少子高齢化社会の中で、大都市圏の年金受給者も自家用車を所有する意味が薄らいでいます。

そもそも、大都市圏は都市の構造上、公共交通機関が充実しているため、自家用車を所有する意味が薄い。

このような背景の中で、大都市圏では車離れが確実に進んでいると考えて間違いはないと思う。

男性スタッフ、Hさん(20代)
もし、私が大都市圏で生活していたら、クルマ好きの私でも車の購入は考えますね。

鉄道沿線で生活すれば、10分も歩けばスーパーマーケットや飲食店、ドラッグストア、ヘアーサロン、歯科医院、病院、クリーニング店、100円ショップも全てありますし。

ウーン・・・カーシェアリングやレンタカーで十分かも。

地方圏の車離れは進んでいないけど

一戸建て住宅

DEU-Car.com管理人、Mr.
三大都市圏以外の地方圏では、多くの人にとって、自家用車やスクーター等の「足」が必要。

人口過密ではない地方圏では、通勤や買い物、レジャー、その他の用事で日常的な足が必須。

男性スタッフ、Hさん(20代)
地方圏ではバスの運行経路は画一的ですし、バスを乗り継いで自由に移動するのはほとんど無理。

「足」が無いと、友達に会いに行くことすらできません。

DEU-Car.com管理人、Mr.
そのような都市構造の理由から、地方圏では老若男女を問わず日常の足が必要。

地方圏の新卒の若者は通勤に足が必要となりますから、スクーターや軽自動車、コンパクトカーを購入します。

彼らのおじいちゃん、おばあちゃんは足腰が弱くなっていることもあって、軽自動車やコンパクトカーが必要です。

地方圏では、可処分所得の中で車やバイクへの支出は優先度が高い。

しかし、日本はデフレーションが長引いているため、移動手段への支出は最小限に抑えたいニーズが高いようで、全体に占める軽自動車の販売台数が40%を超えているのだと思う。

男性スタッフ、Hさん(20代)
日本のどこで生活するかで、車に対する考え方が大きく違いますね。
DEU-Car.com管理人、Mr.
そう。

今となっては、生活圏によって車に対する考え方と付き合い方が随分違う。

DEU-Car.com管理人、Mr.
ちなみに、若者の車離れは原因があるよ。そして、その解決方法はあると思う。
男性スタッフ、Hさん(20代)
それは?
DEU-Car.com管理人、Mr.
原因の1つは自動車メーカーにあると思う。しかし、メーカーはソロバンをはじいているから、実現は難しいと思うね。
男性スタッフ、Hさん(20代)
では、詳細はオフレコということで!

大都市圏ではカーシェアリングの会員数が上昇中

カーシェアリング

DEU-Car.com管理人、Mr.
大都市圏のマンション住人で、自家用車の使用頻度が月に数える程度ならば、愛車を手放してカーシェアリングやレンタカーに切り替えた方が断然、経済的。

毎月のローン返済、月額駐車料金、税金、保険、車検、消耗部品代、整備点検費用を計算すると、月に数える程度しか乗らない自家用車の所有はあまりにも割高。

その点、カーシェアリングに切り替えると、月額費用は約1,000円前後。これは必要経費。

男性スタッフ、Hさん(20代)
カーシェアリングの場合、月額1,000円前後の負担は必要ですけど、車の利用料金に充当できますからね。
男性スタッフ、Hさん(20代)
あと、カーシェアリング会社は3~4年以内で車を入れ替えていますから、いつ車を借りても旬の車ばかり。これは、気分がいいですね。

カーシェアリングやレンタカーの使い方

DEU-Car.com管理人、Mr.
仕事やレジャーで中長距離を移動する時は新幹線を使い、現地の駅周辺でカーシェアリングやレンタカーを借りることで、短時間で合理的に移動できる。

営業先や観光名所までタクシーで動き回るより、カーシェアリングを利用した方が自由がきく。

男性スタッフ、Hさん(20代)
大都市圏で自家用車が無くても、公共交通機関とカーシェアリング、レンタカーを活用すれば困る事は無いですね。
DEU-Car.com管理人、Mr.
そうだね。

日本のカーシェアリングの「車両台数」は

2008年、510台。

2017年、24,458台。

9年で約48倍

会員数」は

2008年、3,245人。

2017年、1,085,922人。

9年で約335倍

凄まじい勢いでカーシェアリングの市場が伸びているのは明らか。

男性スタッフ、Hさん(20代)
以前、カーシェアリングとレンタカーの特集記事を企画しましたので、詳細はこちら。▼

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