2018.08-メルセデス・ベンツCクラスW205のラインナップを徹底比較

メルセデス・ベンツCクラスw205-2018モデル

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2018年7月、メルセデス・ベンツCクラス(W205)が6,500箇所に及ぶマイナーチェンジを受けてデビューしました。

今回、Cクラスのビッグマイナーチェンジで最大の注目点はBSG(Belt-driven Starter Generator/ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)+48V電気システムの搭載です。

既にSクラスで採用されている48V電気システムがCクラスに降りてきたわけです。なお、W205はEQブーストですから、Sクラスとはシステムが異なります。

CクラスW205セダンの仕様

左矢印(オレンジ)スマホの場合、左へ表をスワイプできます。

C180

(受注生産)

C180

Avantgarde

C200

Avantgarde

C200

4Matic

Avantgarde

C220d

Avantgarde

ステアリング
ミッション9速AT9速AT9速AT9速AT9速AT
駆動方式FR FR FR FR FR
エンジン

形式

M274M274M264M264OM654
シリンダー

DOHC

直列4気筒

ターボ付

DOHC

直列4気筒

ターボ付

DOHC

直列4気筒

ターボ付

DOHC

直列4気筒

ターボ付

DOHC

直列4気筒

ターボ付

排気量(cc)1,5951,5951,4971,4971,950
ボア×

ストローク

(mm)

83.0×73.783.0×73.780.4×73.780.4×73.782.0×92.3
最高出力

(PS/rpm)

156/5,300156/5,300184/

5,800~

6,100

184/

5,800~

6,100

194/3,800
最大トルク

(kgf・m/rpm)

25.5/

1,200~

4,000

25.5/

1,200~

4,000

28.6/

3,000~

4,000

28.6/

3,000~

4,000

40.8/

1,600~

2,800

圧縮比10.310.310.510.515.5
燃料供給電子制御式

(直噴)

電子制御式

(直噴)

電子制御式

(直噴)

電子制御式

(直噴)

電子制御式

(コモン

レール)

燃料プレミアム

ガソリン

プレミアム

ガソリン

プレミアム

ガソリン

プレミアム

ガソリン

軽油
燃料タンク

容量(L)

6666666666
全長(mm)4,6864,6864,6864,6864,686
全幅(mm)1,8101,8101,8101,8101,810
全高(mm)1,4451,4451,4421,4521,442
ホイール

ベース(mm)

2,8402,8402,8402,8402,840
タイヤサイズ

(F, R)

225/50R16

225/50R16

225/50R17

225/50R17

225/50R17

225/50R17

225/50R17

225/50R17

225/50R17

225/50R17

価格(税込)4,490,0004,890,0005,520,0005,800,0005,780,000

参照:メルセデス・ベンツ日本、Cクラス

ビッグマイナーチェンジを受けたW205の注目点として、2Lガソリンエンジンがラインアップから消えて1.5と1.6Lの直列4気筒ガソリンエンジンが搭載されています。

そして、一部のグレードを除いて、以前のランフラットタイヤから普通のラジアルタイヤに変更されている点も注目したい。

BSG

BSG(Belt-driven Starter Generator/ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)を搭載するモデルは「C200アバンギャルド」と「C200 4MATICアバンギャルド」。

このBSGと48Vシステムを一言で表現するならば、マイルドハイブリッド。

新型Cクラスの最高出力は従来のW205と同じ184PS。最大トルクは28.6kgf・mとわずかにダウン。新型の1500cc、直列4気筒直噴ガソリンエンジンは従来の2000cc、直列4気筒直噴ガソリンエンジンとほぼ同等のスペックを出力すると言えます。

新型は従来のスターターモーターがBSGに置き換えられ、ウォーターポンプは電動化されています。

BSGと48V化により、ドライバーがアクセルペダルを踏み込むと、モーターが最大14PS(10kW)、最大160Nmのトルクでアシスト。

ドライバーがブレーキペダルを踏むと、回生ブレーキにより発電した48Vの電気を1kWhのリチウムイオン電池に補充電するシステム。

これは日本に存在しているマイルドハイブリッドシステムを更に発展させたようなシステムとも言えるかもしれません。これにより、ターボ車特有の僅かなターボラグが発生する瞬間、モータートルクがアシストしてくれる仕組み。

排気量1,500ccならば、欧州車の一部に搭載されているように、熱効率やトルク特性の面で直列3気筒エンジンでもいいのでは?とも感じます。しかし、流石にメルセデスCクラスに3気筒エンジンは相応しくなく、振動やフィーリング面でも適切ではないのでしょう。

このように新型は従来のW205より排気量を大幅に縮小し、直噴ダウンサイジングターボエンジンのターボラグをモーターと48Vバッテリーで補完するパワートレインを提案しています。

新型Cクラスは現代的とも言えるシステムの搭載でターボラグが嫌いではない、むしろターボラグを好むおじさん層が旧世代へ追いやられてしまいそうです。

ベストバイW205は?

W205の共通装備

伝統的にメルセデスのお約束として、客寄せパンダ的なモデルであっても安全装備は上位モデルと同等で手抜きはありません。W205の共通装備だけでも充実しています。新型W205の共通装備はこちら。

【全モデル共通装備】

ABS, BAS, アダプティブブレーキ、アダプティブブレーキライト、クロスウインドウアシスト、アテンションアシスト、パーキングアシストリアビューカメラ、ベルトフォースリミッター付シートベルトテンショナー、SRSエアバッグ、SRSニーバッグ、SRSサイドバッグ、SRSウインドウバッグ等

【エクステリア】

アルミニウムボンネット、LEDポジショニングライト、LEDウインカー、LEDハイマウントストップランプ、LEDリアコンビネーションランプ、LEDリアフォグランプ

【インテリア】

本革巻ステアリング、分割可倒式シート(後席)、アームレスト(前席、後席)、マルチファンクションステアリング(パドルシフト付)、可変スピードリミッター、マルチファンクションディスプレイ、オートライト、自動防眩ルームミラー、パワーウインドウ、

【エアコン】

前後左右独立調整式エアコン

【AVシステム】

COMANDシステム(10.25インチディスプレイ、COMANDコントローラー、タッチパッド)

HDDナビゲーション

AM/FMラジオ、TV(12セグorワンセグ)、USB×2、Bluetooth,Apple Car Play対応

※タイヤは従来のランフラットタイヤから普通のラジアルタイヤへ変更。(一部グレードを除く)

受注生産のC180

受注生産のC180はアルミホイールが16インチ、インテリアがウッドではなくピアノブラック、ファブリックシート、4ウェイパワーシート付。

16インチホイールはリムにガリ傷が付きにくく、乗り味の面でもマイルド。

C180の最高出力は156PS、最大トルクは25.5kgf・m/1,200~4,000rpm。2.5LクラスのNAエンジンと同等のトルクを1,200rpmから出力します。上記の装備が標準で4,490,000円(税込)の価格は競争力があると言えるでしょう。

C200アバンギャルド

おそらくCクラスW205の主力モデルであるC200アバンギャルドは受注生産のC180にプラス100万円超の追い金が必要。

C200アバンギャルドには、LEDハイパフォーマンスヘッドライトが搭載され、LEDコーナーリングライトも追加されます。

更に、アクティブパーキングアシストやパークトロニックも標準装備。アルミホイールは17インチ。インテリアはウォールナット仕上げ。

C220dアバンギャルド

クリーンディーゼル2L直列4気筒エンジンを搭載するC220dアバンギャルドの装備はほぼC200アバンギャルドに準じます。C220dとC200の価格差は260,000円。

C220dは年間走行距離が多いオーナーやディーゼルエンジン特有の太い低速トルクを好むドライバーにマッチするモデルと言えます。

クリーンディーゼルエンジンを選ぶならC220dの一択ながら、C180とC200には決して小さくない価格差があります。

Sクラス(S450)から搭載が始まった48V電気システムが今後、Eクラスや他のメルセデスにも採用されていくのは間違いないでしょう。

ちなみに、W205のBSGはSクラスのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)とは異なるシステム。

マイルドハイブリッドに食指が動くのであればC200アバンギャルドながら、熟成を重ねてきた従来の直噴ダウンサイジングターボエンジンを搭載するC180とC180アバンギャルドも無視できないモデル。

どのモデルを選ぶかは最終的に好みと予算の問題ながら、装備が充実しているにも関わらず4,490,000円(税込)のC180(受注生産)のコスパは高いと言えそうです。

メルセデスはエントリーモデルだからといって、ショックアブソーバーやサスペンションのアッパーマウント、電動パワーステアリングに廉価なパーツを使うといった話を聞いた事が無いからです。

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