とかく、2018年の日本は台風の被害が甚大な年でした。
海外でも台風による甚大な被害がニュースで報道されてきたこともあり、地球環境は大変動といった予断を許さない状況。
2018年の台風の総括として、台風が沖縄を過ぎると右方向へ直角に進路を変えて、日本列島を狙うかのように縦断するような台風ばかり。
あたかも気象兵器によって「台風の進路がコントロールされているのでは?」とも訝ってしまうような台風ばかり。
とにかく、不自然とも感じる天災があまりにも多かった2018年の日本。
北海道の地震と大規模停電もしかり。北海道の全域で停電なんて、日本人の記憶に無いのです。
そして、2018年9月29日から30日にかけて、日本列島を襲った台風24号が日本各地に爪痕を残しました。我が家の近隣地域では広域停電に見舞われ、住民生活と企業活動に大きな影響を及ぼしました。
管理人の人生経験の中で、台風24号の風の強さは最強であり、最恐。そして、台風24号は我が家のC200のボディにくっきりと爪痕を残し、温帯低気圧となり消えていったのです・・・
そこで、車磨き屋さんに相談し、車磨きとガラスコーティングを依頼したのでした。
人生最大級、台風24号で車に傷の被害
管理人がこの世に生まれて、台風と停電を何回も経験してきたものの、台風24号の風の強さは最強だったのは確か。
台風一過の10月1日(月)の朝、テレビのリモコンスイッチをONにすると、ニュースで各地の台風被害の状況を映し出していました。
「テレビアンテナは折れていないな」
「家は傾いていないな」
なんて考えながら、外に出て我が家の周囲を目視点検すると、周囲にゴミや園芸用品、バケツ、発泡スチロールが散乱していました。灯油タンクは全てなぎ倒されている。
そして、パープルのクロックス。
「誰のクロックス?」
ボディの傷の被害が甚大
目視では、我が家に被害は無いようなので、次に車をチェックすると飛散物による凹みは確認できません。
ボディを1周ぐるっと観察すると、キズが1箇所や2箇所ではない・・・。
観察すればするほどキズだらけ。キズのほとんどはフロントウインドウから前方。屋根とドアパネル、リヤにかけては傷の被害は確認できません。
「台風24号にやられてしまった…」
運転中、自分の落ち度でブロック塀にバンパーをヒットさせてしまった・・・なんて理由であれば、完全な自己責任。悪いのは自分。
ところが自分には落ち度が無く、天災で被害を受けると、妙に頭にくるのが人間の不思議な感情。駐車場で当て逃げされた時と同じような気分。
いずれにしても、今回の台風被害でボディの傷の箇所は多々。しかし、板金塗装するほどの状態ではないので不幸中の幸いと思い、胸を撫で下ろした台風一過の朝だったのです。
2018年の度重なる天災により、地震や洪水、土石流による家の損壊により、甚大な被害を受けられた被災者の方々のことを思えば、たいした事ではないと思うしかありません。
「しょうがない」
「でも、どうしよう?」
台風24号による被害状況
ホイールに付いた傷は、地面のシート上に置いてあったレンガが舞い上がった事によるものと推測されます。傷に付着している赤茶色とレンガの色が一致します。
ボディカラーがシルバーということもあり、傷の撮影がなかなか難しく、写真では分かりにくいと思います。車から2~3mも離れたら、分からない傷。ところが、間近で塗装面を確認すると、複数の傷が確認できます。
濃色車であれば、かなり目立つ傷だと思います。
1、2箇所の傷であれば、コンパウンド入りのワックス等でDIYが可能ながら、Aピラーとボンネットに複数の傷が付いているため、とても素人では手に負えません。
そこで、ボディの磨き屋さんに相談してみました。
車磨き屋さんにボディ磨きを依頼
今まで、ウインドウフィルムやガラス磨きで何回も施工を依頼している磨き屋さんへ赴き、C200の傷の状態を確認していただきました。
プロの目でチェックしてもらうと、やはりフロントウインドウから前方に被害が集中しているとのこと。ただ、板金塗装するほどの被害ではありません。
ここで、仮にフロントセクションだけ磨くと、屋根やドアパネルの塗装面とのバランスが取れなくなってしまうようです。できれば、ボディ全体を磨いた方がいいとのご提案。
なお、ホイールに付いた傷は深く、塗装面が剥がれているので完全修復は難しいようです。
いずれにしても、今回の車の被害を見過ごすことはできないため、ボディ磨きの施工を予約しました。ガラスコーティングとセットで。
施工が完了後、10月末までに追記する予定です。
To be continue…
車磨き屋さんでボディ研磨中
休日を利用して、車磨きを依頼した磨き屋さんのファクトリーにお邪魔しました。
職人さんに話を聞いたところ、今回の台風によるC200のボディの傷はそれほど甚大なものではないそうです。C200の全体的なボディ塗装のコンディションは年式を考えても、かなり程度がいいとのお話し。
ということは、洗車等の間違った手入れが原因でヘアスクラッチの影響を受けている車があることが背景として見えてきます。
以前、別のページで洗車について記事を書いたものの、やはり過剰な洗車や間違った洗車、手入れはかえってボディにヘアスクラッチを付けてしまう大きな原因なのです。
慎重に選びたい車磨き屋
日本全国に車の磨き屋さんが数多く存在しています。ボディの磨き屋さんは「超」が付く職人仕事ということもあり、腕の差が大きく出る仕事。
ボディの研磨やコーティングは決して安くはない費用がかかるため、慎重に業者を選びたいもの。
ちなみに、かつて管理人が所有していたHONDAのセダンを「とある業者」に磨き施工を依頼したことがあります。ところが、仕上がってきたボディ表面は、とても費用に見合った仕上がりとは言えないレベル。
それなりの費用を請求する仕事であれば、きちんと鏡面仕上げしなきゃ。特に濃色系のボディはボロが出やすいのです。
そんな苦い経験もあり、今回の施工業者とは付き合いが長いのです。
あと、本当のプロが使用するケミカルは特殊で流通経路は限定的とのこと。そのようなケミカルは取り扱いが難しく、素人に毛が生えたレベルやアマチュアでは使いこなせないそうです。
一般的には、よりマイルドなケミカルが流通しているようで、そのようなケミカルであればクレームも発生しないとのこと。
なんとなく分かる気がします。プロが使う高度なツールや特殊なケミカルを使いこなすのが難しいのは想像に難くありません。
本当の腕利きのプロがクオリティの高いケミカルを使用することで、よりボディの表面が鏡面に近づくわけです。
あと数日ほどで研磨とガラスコーティング施工が完了する予定。仕上がったら、再び情報をアップします。
To be continue…
車磨き&ガラスコーティング完了
今回、磨き屋さんにボディ表面の研磨とガラスコーティングをセットで依頼しました。実のところ、磨き屋さんがガラスコーティングはサービスで施工してくれました。
どの角度から見ても、台風の被害が集中したボンネットの傷はまったく分かりません。ピラーの傷も完全に消えています。
そして、屋根に付いていた水垢は完全に消えています。
ホイールに付いてしまった傷は磨かれて、タッチペンで塗装してくれました。そこまで手間をかけていただいた作業に感謝です。傷跡は残っているものの、これならホイールを再塗装する必要はありません。
これでOKです。
塗装表面の仕上がり具合は、塗装面に周りの景色が映るほどパーフェクトな完成度だと思います。新車と同等かそれ以上のボディの輝きかもしれません。
最後に
管理人は洗車の頻度が少なく、ボディの汚れをあまり気にしないタイプに入ります。
しかしながら、プロに車磨きとガラスコーティングを依頼した結果として、驚いたのが正直なところ。
ボディの輝きにこだわるオーナーは、あれこれと車の手入れに手間をかけているのではないでしょうか。ボディの小傷や水垢が気になってきたら、腕のいいプロに依頼するのも一つの選択肢だと思います。
費用は決して安いものではありませんけど、車磨きとガラスコーティングは非常に手間のかかる職人仕事。1日や2日で完了するような施工ではありません。
1台の車に10年乗るのであれば、5年前後でプロに研磨を依頼することで、新車と見まごうばかりのボディの輝きが復活します。
今回、台風の被害を受けたきっかけで、ボディ研磨とガラスコーティングの凄さを実感するに至りました。大満足ですね。
【追記】ガラスコーティングから1年4ヶ月経過
車磨き屋さんに車磨きとガラスコーティングを施工して、1年4ヶ月が経過しました。今までの印象として、車の手入れがラクになりました。
雨が降ると、ボディ表面の砂ぼこりが流れ落ちるため、ボディが輝きを保ち続けてくれます。雨という天然のシャワーが勝手に洗車してくれるようなもの。
ボディカラーがシルバー系であれば、汚れが目立たないこともあり、ガラスコーティングで洗車の頻度が更に少なくなりました。
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