ワコーズフューエルワンを入れてみた!直噴エンジンのカーボン除去

ワコーズ、フューエルワン、F-1

直噴エンジンは高圧インジェクターが筒内に直接、燃料を噴射する構造。状況によっては、リーンバーン(希薄燃焼)によって煤(すす)が発生しやすくなります。

長期的には、シリンダー内部で発生するカーボンが悪さをする可能性を否定できません。これは、パワーロスや燃費ダウン、エンジン不調です。

そこで、カーボンの除去対策を考えてみたいと思います。

直噴エンジンのカーボン除去対策

直噴エンジンの場合、インジェクターノズルやポート、バルブ、燃焼室、ピストンにカーボンが堆積しやすいようです。

EGRや吸気、排気バルブのオーバーラップ(排気バルブが閉じる前に吸気バルブが開き始める)が原因で各部の煤(すす)の堆積が懸念されます。

そこでケミカル、燃料添加剤の出番。

和光ケミカルが販売しているワコーズ/WAKO’S®フューエルワンF-1)はインジェクターやバルブ、エンジン内部のカーボン等の汚れを除去してくれる洗浄剤。

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これは、整備工場でも普通に使われている有名なケミカル。

車両の点検後、原因がはっきりしないものの、どうもエンジンの調子が良くない場合、ガソリンタンクにフューエルワンを注入することでエンジンの調子が好転することもあるようです。

WAKO’S®ワコーズ、フューエルワン/F-1

ワコーズ、フューエルワン、F-1

WAKO’S®/ワコーズのフューエルワン(F-1)はガソリン、ディーゼルエンジン用の燃料添加剤。

アルミ製の容器には、このように表示されています。

  • デポジットの除去
  • 燃焼効率の向上
  • 排気ガスのクリーン化
  • 燃料系の防錆

【特徴】

・燃焼室、吸気バルブ、噴射ノズルなどに堆積したカーボン、ワニス、ガム質を除去し、黒煙、一酸化炭素、炭化水素等の有害排出ガスを低減します。

・燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制します。

・燃焼を改善し、オクタン価要求値を下げ、ノッキングを防止します。

・噴射ポンプ、噴射ノズルの摩耗を予防します。

・特殊気化性防錆剤により、燃料接触部、非接触部の金属表面の発錆を防止します。

【使用方法】

燃料30~60Lに対して、フューエルワン(F-1)1本を燃料タンクに注入します。

YouTuber、OSHO氏のフューエルワン解説動画。(再生時間:6分40秒)

YouTube動画からも、フューエルワンを使用することで直噴ターボエンジンの燃料タンクから燃料ライン、インジェクターノズル、燃焼室、排気バルブ、排気ポートまでの洗浄が期待できます。

メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、ポルシェ、VWゴルフやポロ、パサート、ルノーメガーヌ、プジョー、シトロエン、アルファロメオ、ボルボ、ジャガー、レンジローバー、ランドローバー等の欧州車の多くは直噴エンジンを搭載しているため、カーボン対策としてフューエルワンの洗浄効果が期待できます。

フューエルワンは直噴ターボエンジンのみならず、従来のポート噴射式エンジン、ディーゼルエンジン、バイクのエンジンまで幅広く使えます。あと、ボートやジェットスキー®にも適しています。

ワコーズのフューエルワンは次のようなピストンエンジン搭載車に適しています。

 走行頻度が少ない(劣化した燃料による、トラブル予防)

 走行距離が伸びている(ピストン、バルブのカーボン対策)

 年間走行距離が多い(ピストン、バルブのカーボン対策)

 コントロールユニットやエアマスセンサー、プラグ、ダイレクトイグニッション系に異常が無くても、エンジン不調の場合

燃料タンクにフューエルワン/F-1を入れてみた

ワコーズ、フューエルワン、F-1

フューエルワンはPEA(ポリエーテルアミン)系の燃料添加剤。これは、分解&洗浄性能が高い物質。フューエルワンのデメリットはまず無いと思われます。

なお、フューエルワンは洗浄力や浸透能力が高いため、エンジンオイルにフューエルワンが混入する可能性があります。これにより、エンジンオイルの劣化や粘度低下も考えられます。

そこで、管理人は次のようにフューエルワンを使ってみました。

【Step 1】

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドで給油口からフューエルワンを1本注入して満タンにする。

⇒ メルセデス・ベンツCクラス、W204の燃料タンク容量は66Lのため、1本でOK。

【Step 2】

給油ランプが点灯するまで走行する。あるいは、なるべく燃料タンク内の燃料が少なくなるまで走行する。

注意

燃料タンク内の燃料が半分程度まで減った時点で再給油すると、フューエルワンの濃度が薄くなってしまいます。これでは、フューエルワンの効果が期待できません。

【Step 3】

ガソリンスタンドで給油。

その月にディーラーで1年点検を実施し、エンジンオイルとオイルフィルターの交換を実施しました。

フューエルワン注入後の変化

今回、予防整備的にフューエルワンを試してみました。フューエルワンを注入後、体感的な変化や効果は感じられませんでした。

今後、定期的にフューエルワンを注入することで、カーボン堆積の除去が期待できるかもしれません。なお、エンジン内部の確認はできないため、F-1はサプリメント的なものと捉えています。

フューエルワンはエンジンに害は無いため、今後、毎年1回のオイル交換前に注入する予定です。

ワコーズ、フューエルワン/F-1の使用頻度

フューエルワンの使用頻度は特に決まりは無いようですけど、走行4,000~5,000kmに1回の使用が理想的と聞いています。

(使用例1)

年間走行距離が約10,000km、エンジンオイルの交換時期が走行5,000km毎の場合。

⇒ オイル交換の前に燃料タンクにフューエルワンを注入し、給油ランプが点灯するまで走行します。

これは年に2回、フューエルワンを注入する方法。

(使用例2)

走行距離が伸びている車両の場合、ワコーズさんのオフィシャルサイトによると2~3回連続してフューエルワンを使用することで効果が期待できます。

フューエルワンは1本1,000円台という価格的にも手軽な燃料添加剤ですから、愛車にマッチする使用方法を探ってみてもいいと思います。

2回目-ワコーズ、フューエルワンを再注入

2017/12/22、年に1回の行事であるワコーズ、フューエルワン/F-1を再注入しました。

ワコーズ、フューエルワンF-1

ガソリンスタンドで「給油前」にフューエルワンを給油口から注入しました。

給油後ではフューエルワンが全量入らないことがありますから要注意です。当然です。(^^)

CクラスW204の給油口には、可動式の逆流防止フラップが装着されています。ゆっくりとフューエルワンを注入することでタンク内に入ります。

ハイオクガソリン、給油ノズル

フューエルワンを全量注入後、ガソリンを給油しました。

フューエルワン、2回目注入後の効果

エンジンスタート時、インパネのスタートボタンを押すと、セルモーターが何回転かしてエンジンがかかります。

今回、フューエルワンを再注入して走行を繰り返すうちに、エンジンスタート時のセルモーターの回転音が以前より短く感じる時があります。

擬音語でこんな感じです。

Before「キュルル…フオーン」

After「キュルッ…フオーン」

もちろん、コールドスタート時と1時間走行後では、エンジンの始動具合が違います。

スターターバッテリーを新品バッテリーに交換すると、当然、エンジンの始動性が良くなります。それと似たような印象を受ける時があります。

「それは、気のせい」

なんて突っ込みがあるかもしれませんけど(笑)、音楽好きな管理人は自分の耳には自信があります。

フューエルワンによって、徐々にエンジン内部の汚れが除去されて効果が出てきたのかもしれません。

もちろん、新車にフューエルワンを注入しても、効果は感じれられないでしょう。ある程度、走行距離が伸びているエンジン車両にフューエルワンを注入することで、効果が期待できます。

何回か連続使用する方がフューエルワンの効果が出てくるかもしれません。この添加剤は遅効性のようですから、2~3回は連続注入してみた方がいいでしょう。

最初、物は試しでC200にフューエルワンを注入してみましたが、効果があるような気がしてきました。w

直噴エンジンのカーボン除去対策(その2)

ある程度、直噴エンジンを回す

スピードメーター

多くの直噴エンジンはインテーク側の吸気ポートに燃料噴射ノズルがありません。よって、フューエルワンを注入してもインテークバルブの洗浄効果はありません・・・

例外として、TOYOTA 8AR-FTSエンジンは状況に応じて直噴と吸気ポート噴射を切り替える方式を採用しています。

じゃ、どうする?

直噴ターボエンジンのカーボン堆積の問題は早めのエンジンオイル交換やフューエルワンで対策していくしかないでしょう。

欧州車は速度無制限のアウトバーンを高速巡行する前提で設計されています。そのような環境下では、エンジン内部はカーボンの影響を受けにくくなります。

その点、

日本の道路交通環境は発進と停止の繰り返しで、概ね平均速度が低いです。そこで、直噴エンジン搭載車は時として、ある程度エンジンを回した方がいいですね。

なお、エンジンを高回転まで回すと空燃比が濃い目になる傾向がありますから、これもカーボン生成の原因になります。

状況に応じてエンジンを中回転で回し、時にはレッドゾーン手前まで回して、本来の調子をキープしたいもの。

いつもエンジン回転を抑えて走行していると、回りにくいエンジンと化して眠いエンジンになりますし。

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