お買い得メルセデス・ベンツ中古車と3つの注意点アリの中古車とは?

メルセデス・ベンツGLEクーペ

初代メルセデス・ベンツAクラス(W168)の誕生以来、メルセデスがぐっと身近な存在になりました。

3代目のAクラス(W176)のボディは従来の5ドアハッチバックを踏襲しながら、全高が160mm低くなり、よりスポーティーなデザインが採用されました。

Aクラス A180(W176)の新車価格は298万円~、そしてA180(W177)は334万円~という価格設定により、競争力がUpしました。

それと同時に、メルセデスの中古車が身近な存在になっています。

それでは、メルセデス・ベンツの中古車選びと注意点について、H君としゃべっていきたいと思います。

メルセデス・ベンツのラインアップが拡大

DEU-Car.com管理人、Mr.
H君、知ってるかな?

そもそも、昔はメルセデス・ベンツのAクラスからCクラスは無かったんだ。 

男性スタッフ、Hさん(20代)
  エッ、そうなんですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
メルセデス・ベンツCクラスが誕生するまでは、

コンパクトな190E(W201)とミディアムクラスの220E、280E、300E等のW124、そして、300SE、560SEL等のSクラスが基本的なラインアップだった。

DEU-Car.com管理人、Mr.
1993年、メルセデス・ベンツ Cクラスの輸入販売が始まり、1997年にAクラス、2005年にBクラスの販売が始まったんだ。

この時点で、メルセデス・ベンツのAからCクラスのラインアップが揃った経緯がある。

メルセデス・ベンツの中古車流通量が増加

メルセデス・ベンツGLEクーペ

男性スタッフ、Hさん(20代)
メルセデス・ベンツのラインアップは拡大を続けているということですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
そうだね。

近年、メルセデスは一大フルラインアップメーカーになりつつある。

Cセグメント以上のハッチバック、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレ、SUV、ミニバンまで一通り揃っている。

あと、スマートも。

このような背景もあって、中古車市場で多種多様なメルセデスが流通しているんだ。

男性スタッフ、Hさん(20代)
いろいろと中古のメルセデスを選べるということですね!
DEU-Car.com管理人、Mr.
選び放題と言ったら言い過ぎかもしれないけど、それに近いものはあると思うね。

メルセデスのCクラスセダンとワゴンの新車は500~600万円台の高価格車。

ところが中古車市場では、モデルや年式、走行距離、コンディションにもよるけど、お買い得なCクラスを見つけやすくなっている。

これは、AもBクラスも同様。

男性スタッフ、Hさん(20代)
中古車情報サイトでリサーチすると、もちろんモデルと年式、コンディションにもよりますけど、新車に比べてお買い得感があるモデルが結構見つかります。

メルセデス・ベンツの中古車の中で、なぜ安いモデルがあるのですか?

なぜメルセデス・ベンツの中古車は安い?

理由1

DEU-Car.com管理人、Mr.
1つ目の理由として、日本市場では新車のメルセデス・ベンツを購入する人が多いから。

そして、利益の上がっている法人は節税の意味もあって、新車のEやSクラスを購入するからね。

まず、中古車の価格は需要と供給のバランスで決まってくる。需要が少なければ、中古車価格は安くなる。

日本国内で流通している中古のメルセデス・ベンツは、海外市場よりも価格が安いと言われるしね。

理由2

DEU-Car.com管理人、Mr.
2つ目の理由は、

当然、年式が古く、コンディションが良くない中古車は安くなるよね。

男性スタッフ、Hさん(20代)
メルセデスに憧れるけど、新車はチョット・・・という人にとって、ベンツの中古車は狙い目ですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
前提条件はあるけど、そう思う。

もちろん、中古車はピンキリの世界だから、慎重に選ぶ必要はあるけどね。

メルセデス・ベンツの中古車選び

メルセデス・ベンツGLEクーペ

メルセデス・ベンツ-中古車選びの注意点

男性スタッフ、Hさん(20代)
メルセデス・ベンツの中古車選びで注意点は何ですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
私は中古車屋ではないから、あくまで1ユーザーとしての経験から話してみます。

中古車選びのポイント1

DEU-Car.com管理人、Mr.
1つめのポイントはクラス選び。

Aクラスより

Cクラス

Eクラス

Sクラスの順番で、機械と電装品の部品点数が多く、設計が複雑になっている。

メルセデスの電装系はどんどん高度化、複雑化している。

整備工場用のテスターが無いと、不具合箇所の診断ができないし、部品交換もできない。テスターでコーディング作業が必要な整備が多い。

素人では理解不能と化している。

単純に、部品点数が多い機械や電子機器ほど、それだけ故障の発生率が高くなる。高級車ほど、車体の各部に電子部品やセンサーが張り巡らされている。

逆に、シンプルな構造の機械や電子機器は故障しにくい。というか、故障しようがない。

ママチャリって、深刻な故障は無いよね?

男性スタッフ、Hさん(20代)
それは、そうですね。ww
DEU-Car.com管理人、Mr.
この原理原則は過去から現在、未来まで不変だよ。

中古車である以上、消耗部品はもちろん、他のパーツも劣化が進んでいる可能性を予め頭に入れておく必要があるね。

男性スタッフ、Hさん(20代)
ネット検索すると、メルセデスの修理代で「30万、50万、100万!」といった記事が出てきますけど、どこまで信用していいのやら…
DEU-Car.com管理人、Mr.
インターネットの世界は出所元が定かではない。そして、根拠が無い情報が拡散することがあるからね。

確かにATのトラブルが発生すると、故障内容によっては、大きな修理費用が発生するかもしれない。

ただ、定期的な点検整備とエンジンオイル、ATF交換を実施すれば、まず深刻なトラブルには至らないのでは。

逆に、なぜオートマ故障等のトラブルが発生するのか不思議。

[関連記事]

日本の道路は信号機が多く、頻繁な発進と停止の繰り返しはメルセデス・ベンツのATやDCTなどのトランスミッションにとって過酷な環境。多段化が進むメルセデスの多段AT/オートマ故障を予防し、長持ちさせる3つの操作方法とは?
メルセデス・ベンツのトランスミッションは主にATとDCT。近年、燃費対策からもATの多段化が進行中。メルセデス・ベンツのATF交換は不要?それともATF交換しないとまずい?オートマオイル交換が必要なら交換時期は?慎重に実施したいATF交換。

DEU-Car.com管理人、Mr.
もちろん、新車登録から10年以上の過走行車で、ATF交換の履歴が不明ならば、ATのトラブルが発生する可能性はゼロとは言えない。これは、日本車も同じ。

ATトラブルが発生したら、専門の整備工場でオーバーホールが必要になる。

その他、メルセデスのアッパークラスに搭載のエアサス(AIRマティックサスペンション)は消耗部品。

メルセデス・ベンツのエアサスは走行距離が8~10万kmほどで要交換パーツ。これは、高額な修理費用がかかる。

裏技として、メルセデスに精通している町の整備工場に交換を依頼する方法はあるけどね。

DEU-Car.com管理人、Mr.
今や、Cクラスでもエアサス仕様車がある。本当、驚きだけど。

エアサス仕様の中古車を検討している方は、長くエアサス車に乗る予定であれば、エアサス交換を頭に入れておく必要がある。

男性スタッフ、Hさん(20代)
メルセデスのラインアップの中で、Cクラス以下はメンテナンス費用があまりかからない。

ミドルクラスからアッパークラスは、それなりに設計が複雑で高級だから、相応のメンテナンス費用がかかると考えていいですか?

DEU-Car.com管理人、Mr.
大雑把に、そのように考えていいね。

こじんまりとしたシンプルな家は維持管理費が安く上がる。

一方、最新の電気仕掛けの住宅設備がテンコ盛りで、全館空調の豪邸は維持管理費が高くなるのと同じだね。

中古車選びのポイント2

DEU-Car.com管理人、Mr.
2つめのポイントとして、

メルセデスに限らず、自動車は一旦、登録するだけで値落ちする耐久消費財であり動産。

マンションだって、概ね新築マンションを購入すると15~20%ほどは値落ちする。これは不動産だけどね。

新車を購入すれば、当然、残存価値がじわじわと下がっていく。高年式の中古車はそれなりの販売価格だけど、登録から年数が経過するほど中古車価格は安くなる。

ただ、欧州車は一旦、登録すると、日本車より値落ちが大きい傾向がある。

新車登録から何年落ちの中古車を選ぶのか?それがキーポイント。もちろん、走行距離も含めて。

男性スタッフ、Hさん(20代)
乗りたいモデルは、すぐに決まるかもしれませんけど、何年式のモデルを選んだらいいのか結構、悩む人が多いかもしれませんね。

もちろん、予算の範囲内で。

DEU-Car.com管理人、Mr.
中古車の価格は需給バランスと年式、程度によって様々。

ただ、妙に安い中古車は理由がある。中古車でも、めっけもんは無いと考えよう。

中古車選びのポイント3

DEU-Car.com管理人、Mr.
3つめのポイントとして、

Cクラス W202やEクラス W124のような古い年式のメルセデスはメルセデス愛好家向きかな。

DEU-Car.com管理人、Mr.
メルセデスは新車登録から8年、8万kmあたりから、細かな故障が出始める可能性がある。もちろん、これは日本車も同じ。

特に、重量級ボディにハイパワーエンジンを積んでいるメルセデスはエンジンの熱が原因で、エンジンルームの電装品関連パーツの劣化が進みやすい。

例えば、旧Sクラス(W221)のECU(エンジン・コントロール・ユニット)はエンジンの真上に搭載されている。本当、摩訶不思議な設計。

W221が走行中、ECUは目玉焼き状態なわけ。よって、年数経過によりECUの故障が出始める。

その他、同SクラスのISMというパーツに不具合が出ると、PレンジからDレンジに入りにくい、または、入らなくなってしまう。もう、車が動かなくなってしまう。

また、重量級の車は足回りの負担も大きいため、ブッシュ類の劣化も早まる。あと、エンジンマウントも。

これは、日本車も同じで、ハイパワーエンジンを積んでいるモデルは車体各部の負担が大きく、各パーツの劣化が早くなる。

男性スタッフ、Hさん(20代)
あらゆる物に、物理の法則が働いているということですね。

では、ハイパワーエンジンを積んでいるモデルより、ノーマルエンジンを積んでいるモデルの方が故障が少ないということですか?

DEU-Car.com管理人、Mr.
そのような傾向があるね。

ちなみに、古いメルセデスでも、探せばパーツはいろいろと出てくるからね。

メルセデスのパーツはラテン系の自動車とは異なり、20年、30年昔の旧車でもパーツがザクザク出てくる。OEMパーツを含めて。

補修部品の価格は、概ね新車価格に比例する。ヤフオクや海外を含む通販を利用して、補修部品を入手する方法は多々あるけどね。

あと、旧車のメルセデスの電装系は今のメルセデスのように複雑ではない。DIYとメルセデスを得意とする腕利きの整備工場を探せば、なんとかなる。

よって、古いメルセデスはレストアが苦にならないオーナー向きだと思う。

男性スタッフ、Hさん(20代)
メルセデスの世界は奥が深そうですね。

あなたにピッタリのメルセデス・ベンツ中古車選び

メルセデス・ベンツGLEクーペ

メルセデス・ベンツの高年式中古車

DEU-Car.com管理人、Mr.
安心して買える中古のメルセデスは、まず、高年式中古車。

新車登録から3年以内のモデルなら、走行距離は3万km以内が目安。メルセデスの高年式中古車ならば、概ね新車に近いコンディション。

ボディ剛性は新車レベル。

丁度、エンジンの調子が良くなってきて、サスペンションの当たりが付いてきた頃だね。

男性スタッフ、Hさん(20代)
青い果実が熟してきた頃?
DEU-Car.com管理人、Mr.
そうだね。

機械物は当たりが付いてくると、調子が良くなるのは事実。

DEU-Car.com管理人、Mr.
次に、

新車登録から3年経過して、初回の車検を受けているメルセデスも候補に入る。メルセデスケアを受けてきた車両だから、油脂類は定期交換されているしね。

想像以上に身近なメルセデス・ベンツの中古車

DEU-Car.com管理人、Mr.
日本市場では、未だにメルセデス・ベンツは高級車で、うかつに近寄れない世界という「敷居の高さ」があるかもしれない。

ちょっと検索すると、メルセデスの修理金額が目に飛び込んできて、それを真に受けてしまう人がいるかもしれない。(^^)

もちろん、アッパークラスのメルセデスは別格。

機械も電子制御も複雑で高級だから、走行距離に比例して、相応のメンテナンス費用が発生する。

DEU-Car.com管理人、Mr.
ところが、AからCクラスのメンテナンス費用は日本車とたいして変わらないのが実情。まったく同じとは言い切れないけど。

確かに、1990年代までのメルセデスの電装系は、日本の高温多湿な環境が苦手だった傾向がある。その後、メルセデスの電装系が改善され、今や日本車と比べてそれほど変わらないのではと思う。

男性スタッフ、Hさん(20代)
メルセデスのAからCクラスの中古車はグッと身近な存在なんですね。
DEU-Car.com管理人、Mr.
そう。

AクラスのインテリアはCクラスと比べると、確かに素っ気ない。素材の表面処理で頑張っているのが窺える。

欧州車は伝統的にボディ&シャーシ、サスペンションにコストを掛ける。エントリークラスでは、どうしてもインテリアにシワ寄せが来てしまう。

でも、Aクラスをドライブすると、本当、スポーティーで走りが落ち着いている。乗り味はメルセデスそのもの。

生活感が漂う日本車が多い中、やっぱり欧州車はオシャレで粋だと思うね。

結局、車のどこに価値観を置くかは人それぞれでは?

中古車の購入時、現車を確認する?ネットで購入する?

メルセデス・ベンツGLEクーペ

現車を確認して購入

DEU-Car.com管理人、Mr.
ネットでも自動車を買えるけど、気になるメルセデスが見つかったら、できれば、店舗で現車を見ながらスタッフとコミュニケーションしたいね。
男性スタッフ、Hさん(20代)
その方がいいですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
できればね。自動車は高価で諸々の手続きも必要。

「中古車選びは、店と人選び」と言われるし。

その道のプロでさえ、中古車の仕入れは難しい世界。プロではないお客さんが現車を確認しても、全てを把握することはできないよ。

男性スタッフ、Hさん(20代)
それは、そうですね。

私のSUBARU BRZは店で買いましたけど、調子いいですよ。

ネットで中古車を購入

DEU-Car.com管理人、Mr.
ただ、今の話が全てとは言えないところもある。

中古車情報サイトで、気になる中古車の条件にチェックを入れて検索すると、候補がいくつも表示される。

各店舗の中古車の写真や情報を閲覧することで、その店の雰囲気がある程度は伝わってくる。

もし、中古車の写真が綺麗とは言えず、中古車情報も舌足らずであれば、それはチョット疑問に思うよね?

堅実な経営をしている車屋さんであれば、仕入れた中古車を一通り点検&手入れし、写真撮影に気を配り、その中古車の特徴をきちんとした言葉で書いて説明するよ。

DEU-Car.com管理人、Mr.
一例として、現車を1度も見ないで中古ベンツを通販で購入している方もいる。このページ。

 メルセデス・ベンツ SLK230コンプレッサー(R170)通販購入記

男性スタッフ、Hさん(20代)
上のリンク先を閲覧しました。これは、お買い得なSLK230に見えますね。

購入された方は、ネットでSLK230を購入後、メルセデス・ベンツの専門整備工場で点検を受けている念の入れよう。

HONDA S660より、SLK230の方に惹かれるかもです。

DEU-Car.com管理人、Mr.
リンク先の文章を読むと、本当そのとおりだと思います。

自動車に限らず、ビジネスマンとして日本の社会的な常識があれば、ある程度以上の物やサービスを提供する。そういう中古屋さんで中古車を購入したいですね。

中古車情報サイトでメルセデス・ベンツを探す

中古車情報サイトでメルセデス・ベンツを探す際、予めモデル決めておくとスムースです。

【ガリバー/Gulliverでメルセデス・ベンツを探す】



【中古車毎日入荷中!】ガリバー中古車ご提案サービス

【カーセンサーnetでメルセデス・ベンツを探す】


30万台の中古車物件を掲載『カーセンサーnet』

個人売買サービスでメルセデス・ベンツを探す

個人売買サービスサイトを利用すると、メリットとして消費税0円

中古車屋さんで100万円の中古車の消費税10%は「10万円」。200万円の中古車なら「20万円」。この金額が「0円」で嬉しいですよね。

そして、Gulliverフリマなら「ガリバー査定済」「選べる整備、保証」「カンタン手続き」「完全匿名制」です。

Gulliverフリマ-トクで安心な個人売買サービス



ガリバーフリマ

ラクに車を高く売るならオークション形式の車査定サービス

オークション形式の車査定サービスなら、営業電話と車の査定は1回だけ。車の一括査定のように、複数の業者から電話がかかってくることはありません。複数回の業者対応と査定が煩わしい人はオークション形式がお勧めです。

SellCa/セルカ

革新的、中古車売却方法、SellCa(セルカ)

ユーカーパック

車の買い取り査定サービス UcarPac ローラ ホワイトver.

[関連記事]

Cクラスを買う前に!2018年7月、メルセデス・ベンツCクラスW205がマイナーチェンジを受けて48Vシステムを搭載。これはマイルドハイブリッドを発展させたようなシステム。W205後期型を含めてW205前期型、W204後期型の中古車の中でベストバイCクラスはどれ?
メルセデス・ベンツCクラスW205を見かけることが多くなりました。W205は先代のW204よりボディが拡大され、全長:4690mm,全幅:1810mm(セダン)。先代のW204を含めて2017-2018年のベストバイ、買いのメルセデス・ベンツCクラスはこれ!
今、メルセデス・ベンツの多くは右ハンドルです。左ハンドル車は、一部のアッパークラスのみ。ベンツは右ハンドルと左ハンドルのどちらがいいのでしょう?あと、下取りに出す時、右ハンドルと左ハンドルで買取査定額に差がつくのでしょうか?詳細はこちら。
車を売却するなら要注目のオークション形式の車査定サービス、CellCa/セルカとユーカーパック。営業電話と査定は1回だけ。車一括査定業者の電話対応と交渉が煩わしいオーナー向き。ディーラー下取りに出す前に愛車を高く売るならこちら。
スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク