コロナ禍の車の走行頻度とバッテリー上がり対策,エンジンオイル交換

在宅勤務、在宅ワーク

2020年1月下旬以降、日本国内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、私たちのライフスタイルが明らかに変化しました。

例えば、ちょっと外出するだけてもマスクが必要となり、自宅の玄関を出て、はたとマスクを忘れたことに気付いたことが何回かあるのではないでしょうか。

そして、職種によっては在宅勤務が広がり、自動車や電車、バスの利用頻度が減少した方もいることでしょう。

今、地球上で生活している人々が生まれて初めて経験しているコロナ禍の中で、自動車との付き合い方も随分と変わったようです。

もちろん、地方圏では、今までどおり自動車で通勤されている方が多いと思います。そして、大都市圏では、職種によっては在宅勤務に切り替わり、自動車に乗る頻度が少なくなっている方が少なくないと思います。

そんな状況下で、自動車のトラブルが急増しているようです。

急増するバッテリー上がり

JAFの統計データによると2020年4月以降、コロナが原因で自動車のバッテリー上がりが増加しています。

この原因として、在宅勤務や各種イベント、外出の自粛などで自動車を利用する頻度が少なくなっているため。

自動車の走行頻度が少なくなれば、当然、バッテリーが弱くなり、やがてバッテリー上がってしまいます。

そんなコロナ禍で増加中のバッテリー上がり対策として、注意したい点をご紹介します。

バッテリー上がり対策

定期的な走行

自動車は駐車中、電装系に暗電流が流れています。電装系に流れている暗電流(待機電流)が少しずつバッテリーの放電を後押しします。

更に、僅かながらカーバッテリー本体の自己放電もあるため、じわじわとバッテリーは放電していきます。自動車を1ヶ月以上、2ヶ月も放置すれば、バッテリー電圧が低下し、やがてバッテリー上がりに直面します。

バッテリー上がり対策として、定期的にエンジンを始動する必要があります。

定期的に5~10分程度アイドリングすることで、バッテリーが多少、補充電され、エンジンオイルが各部に行き渡ります。

しかし、このようなバッテリー上がり対策は、別の問題を抱えています。

コールドスタート後、30分は走行

というのも、コールドスタート直後はエンジンのブローバイガスが多く、シリンダーとピストンリングの隙間から未燃焼ガスがクランクケースに入り込みます。

これを繰り返すことで、エンジンオイルがガソリン希釈され、オイルの粘度が低下して劣化が進みます。

更に、短時間のアイドリングを繰り返していると、エンジン内部で結露した水がエンジンオイルを乳化させ、やがてエンジン内部にマヨネーズスラッジが生成されていきます。

定期的な短時間のアイドリングで若干、バッテリーは補充電されるものの、エンジンオイルを劣化させる元凶となります。

対策として、コールドスタート後、せめて30分は走行してオイルの油温を上げる必要があります。

これにより、エンジンに熱が入ることで各パーツのクリアランスが適正になり、エンジンオイルに入り込んだ燃料や水分を熱で飛ばすことができます。

コロナ禍の中、なるべく自動車のアイドリングやチョイ乗りは避け、1度の走行で複数の用事を済ませるようにすることでエンジンオイルの劣化対策になります。

アイドリングストップはOFFに

2020年、トヨタ自動車から販売開始となったコンパクトカー、ヤリスにはアイドリングストップが非搭載です。

世界的なCO2削減と燃費対策が求められ、猫も杓子もアイドリングストップがデフォルトの時代、トヨタ自動車がアイドリングストップ技術に対して一石を投じています。

アイドリングストップ搭載車はCO2削減と燃費対策の効果はあるものの、割高な専用バッテリーを短期間で交換する必要に迫られます。

カーバッテリーの製造段階で当然、CO2を排出しています。鉛はリサイクルされているものの、アイドリングストップは車のランニングコストを上昇させます。

少々面倒ながら、コールドスタート後、アイドリングストップのスイッチをOFFにすることで、バッテリーの補充電を優先させて延命化を図ることができます。

バッテリー充電器で補充電

一戸建て住宅にお住まいの方でガレージにAC100V電源を確保できるならば、定期的に充電器でバッテリーを補充電します。

この作業が手間に感じるならば、常時接続タイプのバッテリー充電器を使うことで、バッテリーはいつも満充電状態を保つことができます。

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バッテリー点検

自動車の走行頻度が少ないと、鉛バッテリー特有のサルフェーション現象により劣化が進みます。

最低、年に1回、理想としては春と秋の2回、業者のCCAテスターでバッテリーの点検を受けたいものです。

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コロナ禍のエンジンオイル交換時期

コロナ禍で自動車の走行頻度が少なく、年間走行距離が少なくなってもエンジンオイルの劣化は進みます。

年間走行距離が3,000~4,000km程度であっても、1年に1回はエンジンオイルを交換したいものです。

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