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有名なタイヤメーカーと言えば、ブリヂストンやヨコハマタイヤ、トーヨー、ダンロップ(住友ゴム)、ミシュラン、グッドイヤー、ピレリーなどが挙げられます。
ところが、タイヤ業界の方や情報通を除き、NITTO/ニットータイヤというタイヤメーカーの知名度は今一つの感があるのが正直なところ。
例えるならば、時計メーカーのオリエント時計。誰もがセイコーを知っているものの、オリエント時計は知る人ぞ知る時計メーカーかもしれません。
日本のマーケットでは、NITTOのブランド力はトップクラスとは言い難いものの、そもそも、NITTOの主戦場は日本ではなく、海を渡ったアメリカなのです。
NITTO/ニットータイヤ
NITTOブランドの生みの親である日東タイヤ株式会社は1949年に創業のタイヤメーカー。
1979年、日東タイヤ株式会社は東洋ゴム/トーヨータイヤの傘下に収まり、主にアメリカ合衆国でNITTOブランドを展開してきた歴史を持ちます。
アメリカの自動車マーケットには、独自のカスタム文化があることもあり、NITTOの主戦場はアメリカ。NITTOタイヤからカスタマイズカーやSUV、ラクシュアリーカーと西海岸のイメージが漂ってきます。
ニットータイヤは有名ブランドのように日本市場に流通していないこともあり、ネット通販での入手が一般的。タイヤの販売サイトはこちら。
NITTO/ニットータイヤの特徴
NITTOの特徴は何と言っても、トレッドパターンの独自性と言えます。
幾何学模様的な溝がタイヤのトレッドに広がり、「ニットーのデザイン&エンジニアはいったいどんな発想でトレッドをデザインしたのか?」と質問したくなるほどの独自路線を歩んでいます。
時計メーカーのセイコーはブランディングを重んじ、独創的なデザインの時計製造が難しいメーカー。しかし、オリエント時計ならば、飛んだデザインが可能。そんな関係がトーヨータイヤとNITTOの関係と似ているような気もします。
NITTOタイヤの性能
ニットータイヤのトレッドパターンは他のタイヤメーカーとは一線を画すもので、唯我独尊的なメーカーと言えます。
だからこそ、ニットーはアメリカのコアなファンから支持を得ているのでしょう。
NITTOのラインアップには、アグレッシブで走りを予感させるモデルもあります。
ところが、ニットータイヤはモデルによっては、静粛性と乗り心地の良さが評価されています。ネット検索すると評判はモデルによって様々。
なお、NT555とNT555 G2はトレッドパターンからもスポーツタイヤ寄りのため、パターンノイズとロードノイズはコンフォート系に譲ることになります。NT555は廃番のため、国内在庫のみで販売終了。
NITTO/ニットータイヤのラインアップ
ニットータイヤのラインアップはNT830を除いて、17インチ以上の大径タイヤが多いのが特徴。
日本の有名ブランドタイヤと比較して、ニットータイヤは買いやすい価格帯。日本ブランドでドレスアップを狙うのであれば、選択肢にニットータイヤを加えることで、タイヤ選びに独創性が加わります。
INVO(プレミアムタイヤ)
タイヤサイズ:17~22インチ
太い2本のストレートグルーブに幾何学模様とも感じるトレッドは他に類を見ないデザイン。これこそニットータイヤの世界であり、ニットーの真骨頂とも言えます。
17インチタイヤのスターティングプライスは16,000円台から。22インチが43,000円台から。
NEOテクGEN(プレミアムタイヤ)
タイヤサイズ:18~22インチ
NEOテクGENのトレッドパターンも独創的。
太い2本のストレートグルーブと細いストレートグルーブの間に挟まれたトレッドに波が押し寄せているようなトレッドパターンが目を引きます。有名ブランドタイヤやアジアンタイヤでも、このようなトレッドパターンをまず見かけません。
モーターショーのコンセプトカーが履いているようなトレッドパターンはドレスアップ派にとって気になる存在かもしれません。NEOテクGENを履くなら、是非ともインチアップしたい。
18インチタイヤのスターティングプライスは約15,000円。22インチが22,000円台。
NT555 G2(プレミアムタイヤ)
タイヤサイズ:17~22インチ
NT555 G2はNT555の後継モデル。
5本のストレートグルーブから鋭角的に立ち上がっている各ブロックはエッジが効いていて、スポーティーなデザインに仕上がっているのが特徴。
17インチタイヤのスターティングプライスは11,000円台から。22インチが20,000~24,000円台。
NT830(コンフォートタイヤ)
タイヤサイズ:15~18インチ
4本の太いストレートグルーブと1本の細いストレートグルーブが排水性能を確保し、細い横溝が彫られたトレッドはサイレントタイヤで名高いBSレグノを彷彿とさせるデザイン。
あたかもガンダムシリーズのモビルスーツのエッジ感をタイヤで表現したようなデザインは他に類を見ません。
NT830のトレッドからパターンノイズを抑えたタイヤ設計であることがリアルに伝わっていきます。
15インチタイヤのプライスは7,000円台。18インチが17,000~23,000円台。
※ニットージャパンのYouTube動画に出演の山路氏は2014年5月25日に永眠されました。ご冥福をお祈り致します。
NT420S(コンフォートタイヤ For SUV)
タイヤサイズ:20~22インチ
NT420SはSUVをターゲットにしたモデル。
トレッドパターンを眺めると、猛禽類の鋭い嘴(くちばし)と鋭い爪、羽をトレッドに表現したようなデザイン。磨き上げたSUVのボディに太陽光や夜のネオンが反射するシーンが似合いそうなタイヤ。
20インチタイヤが約30,000円。22インチタイヤが35,000円台から42,000円台。
NT421Q(プレミアムタイヤ For SUV)
タイヤサイズ:17~20インチ
NT421QはSUVをターゲットにしたモデル。
3本のストレートグルーブの間に小ぶりなブロックと幾何学模様が融合しているようなトレッドパターン。NT421QはNT420Sより静粛性を高めたモデル。
17インチタイヤのスターティングプライスは12,000円台から。20インチタイヤは18,000円台から44,000円台。
TERRA GRAPPLER(オールテレーンタイヤ)
タイヤサイズ:17~20インチ
A/TオールテレーンタイヤのTERRA GRAPPLERはオンロードからオフロードまで、幅広い路面でグリップ力を発揮。
パターンノイズが思いのほか静かというレビューが多いのがTERRA GRAPPLERの特徴。
なお、これらのタイヤをネットで購入する際、送料は1本1,000円(税別)(沖縄県を除く)。各モデルの在庫確認はこちらから。
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