カルロス・ゴーンの日産私物化は強欲まる出しの白人経営者の典型例

ルノー

ゴーンショックは全世界を震撼させました。

2018年11月19日、東京地検特捜部は日産自動車のカルロス・ゴーン会長を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕したニュースは世界を駆け巡りました。

2015年3月期までの5年間でゴーン会長は100億円近い報酬を得ていたものの、有価証券報告書にはその約半分を記載していた容疑。

1990年代、日産自動車は巨額な有利子負債を抱えていました。1999年、ルノーと日産自動車の資本提携の後、ゴーンは日産の最高執行責任者に就任。

その後、コストカッターとも呼ばれたゴーンは工場閉鎖と人員削減等により日産の経営に大鉈を振り、日産自動車の業績がV字回復したのは周知の事実。

その裏には光と影が存在していた事実が明るみに出ました。強い光が当たるほど影が濃くなっていったのでしょう。

日産自動車は確かに変わったものの

日産自動車の株価は2000年初頭、500円を割っていた水準から2007年の初頭にかけて1500円前後まで堅調に株価が推移していました。ゴーンによる経営革新が株価に反映されていったのは明らかな事実。

しかし、その裏で影は益々濃くなっていったようです。

1980年代から1990年代にかけて、日産自動車は日産らしい技術をベースに魅力的でキラリと輝く車を生産していました。

かつて日産と言えば、数々のスポーツ性が与えられたモデルを世に輩出してきたメーカー。そして、名機と呼ばれる日産のエンジンは今もなおコアな層から支持されています。

ところがゴーンが日産の最高執行責任者に就任後、日産のラインアップは明らかに変化していきました。

一部、当時の水野氏が指揮を執り、R35 GT-Rのようなエポックメイキングなスポーツカーが誕生しました。日産自動車はハイブリッドや直噴ダウンサイジングターボを飛び越えて電気自動車への道を選択しました。

どちらかと言えば、日産自動車は日本市場より海外市場を視野に入れたモデル開発を進めてきました。

カルロス・ゴーンは典型的な白人の経営

カルロス・ゴーンの生まれはブラジル。ゴーンの両親はレバノン人のため、この時点で二重国籍。その後、ゴーンはフランス国籍も取得しています。

フランスのルノーは日産自動車の株式の43%を保有し、日産はルノーの15%の株式を保有。そもそもルノーはフランスの国営企業であった歴史もあり、フランス政府はルノーの株式の15%を保有しています。

この資本関係からもルノーは日産の議決権を持ち、日産はルノーの議決権を持っていません。

日産自動車はルノーの子会社扱いであり、その後、三菱自動車もルノーの傘下に収まった記憶がまだ新しいと思います。

欧米系企業の特徴として、有名企業の経営者の報酬は桁違い。日本社会では理解し難いような報酬を得ているのが欧米系企業の経営者。

歴史を紐解くと、白人のアングロサクソンはヨーロッパから新天地を求めてアメリカ大陸へ流れていきました。アングロサクソンは社会を二分化し、一部の経営層が労働者層を支配します。その結果の国がアメリカ合衆国。

そして、フランスの歴史を遡ると、フランス人はそもそも海賊であったわけで、船に乗りこみ泥棒を繰り返していた歴史があります。フランス人のDNAに金品を強奪する泥棒体質が組み込まれているのでしょうか。

現代では、フランス人は船に乗って海賊行為をするのではなく、他国の企業の株を買い占めて支配下に置き、マネーを自国に還流させる仕組みを作ってきたわけです。フランス政府も含めて。

影響を受けた下請け企業

管理人が知っている「とある会社」は自動車部品関係の製造業でした。その会社は日産系列の会社からまとまった仕事を確保し、新工場を建設したのです。

管理人は、その会社に数え切れないほど出入りしていたこともあり、社長と奥さんの顔が今も管理人の脳裏に焼き付いています。

これ以上、詳細な話は憚れるものの、当時、管理人は陰ながらその会社の繁栄に期待を膨らませている一人でした。

しかし、2000年以降、その会社は価格低下と仕事量の急激な減少に直面し、結果的に倒産してしまったのです。

このような無念な結果は、日本国内の日産系列の下請け企業で発生していたのではないでしょうか。

ゴーンのコストカットにより、日産自動車そのものの業績は回復しました、しかし、海賊ゴーンの指揮により、日本の下請け企業に大きな爪痕を残したのも事実なのです。

今後、カルロス・ゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役の容疑の解明が進んでいく中で、日本人を震撼させるような事実が明るみに出るかもしれません。今も昔も、海賊はやりたい放題なので。

日産自動車の株主はゴーンに対して、株主代表訴訟を視野に入れて損害賠償請求を提起することも考えられます。そして、今後の日産自動車の方向性が変わる大きなきっかけになるかもしれません。

今後も、日産自動車とルノー、そしてゴーン、グレッグ・ケリーの動向が注目されます。