ドアバイザーはいらない?不要?それとも必要?風切り音&空気抵抗は?

ドアバイザー

新車購入時、オプションでドアバイザーを装着するオーナーが多いのではないでしょうか?

管理人がスーパーマーケットやショッピングモールなどの駐車場を眺めると、ドアバイザー装着済みの車両が結構多いのです。

割合としては、全車両の70%以上にドアバイザーが装着されている印象を受けています。

中には、社外品のドアバイザーを購入し、取り付けているオーナーもいるでしょう。

ところで、このドアバイザーは自動車にとって、必要なパーツなのでしょうか?それとも、不要なパーツなのでしょうか?

ドアバイザーの必要性

DEU-Car.com管理人、Mr.
H君の愛車、スバルBRZにドアバイザーを取り付けてる?
男性スタッフ、Hさん(20代)
あ、付けていませんよ。いらないので。
DEU-Car.com管理人、Mr.
そうなんだ。

今回、ドアバイザーのメリットとデメリットについて考えてみたいと思う。

男性スタッフ、Hさん(20代)
そうですね・・あまり深く考えたことはありませんけど。逆に、なんでドアバイザーを付けるのですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
雨の日の換気が目的だね。

ドアバイザーは結構、歴史のあるパーツだよ。

男性スタッフ、Hさん(20代)
では、雨の日以外はドアバイザーを取り付けた意味が無いのですか?
DEU-Car.com管理人、Mr.
他にもメリットはあると思うよ。

ただ、軽自動車もエアコンが標準装備だから、ドアバイザーって不思議なパーツに見えてくる。

DEU-Car.com管理人、Mr.
ドアバイザーのメリットは雨の日、喫煙者が車内でタバコを吸う時くらいかな。

それ以外のメリットが頭に浮かばない。

男性スタッフ、Hさん(20代)
それでしたら、意味が分かりますね。

では、非喫煙者にとって、ドアバイザーを取り付けるメリットは無いのですか?

DEU-Car.com管理人、Mr.
私は車内でタバコを吸わない派。

かつて、私はドアバイザー装着車に乗っていたことがある。ただ、必要と感じたことは1度も無かったね。

紫外線の影響でドアバイザーが曇ってくるし、バイザーに細かな傷が付いてくるから視界の邪魔になる。

そこで、ドアバイザーを取り外してみたところ、Bピラーのドア枠の色に違いが出ることが判明した・・・

そこで、しぶしぶ元に戻した記憶がある。

男性スタッフ、Hさん(20代)
ドアバイザーは確かに細かな傷が付いたり、曇ってきたりするからデザインによっては邪魔になるかもですね。
DEU-Car.com管理人、Mr.
じゃ、ここでドアバイザーのメリットとデメリットを整理してみよう。

ドアバイザーのメリット、デメリット

ドアバイザー

ドアバイザーのメリット

・雨の日、喫煙者が車内でタバコを吸う時、換気ができる。

・雨の日、車内を換気しやすくなる。

・夏季の駐車時、窓を2~3cm開けておくことで、車内の温度上昇を若干、抑えることができる。

ドアバイザーのデメリット

・ドアバイザーが視界の邪魔になる。

・ドアバイザーのデザインによっては、ボディデザインが崩れる。

・ドアバイザーのデザインによっては風切り音が出る。

・空気抵抗の増加。

DEU-Car.com管理人、Mr.
ドアバイザーのメリットとデメリットは以上かな。
男性スタッフ、Hさん(20代)
ドアバイザーを付けている車は結構、多い気がします。

なんとなく、バイザーを付けているオーナーが多いのでしょうか?

DEU-Car.com管理人、Mr.
ドアバイザーはディーラーオプション品として、勧めやすいパーツなのでしょう。
DEU-Car.com管理人、Mr.
私の個人的な意見はこれ。

ドアバイザーがボディデザインの邪魔をする

メルセデス・ベンツAクラス-W177

車種によっては、AピラーからCピラーまでメッキモールが装着されています。ドアバイザーを装着すると、メッキモールが隠れてしまう場合があり、デザイン性がスポイルされてしまう。

そもそも、自動車メーカーのデザイナーが空力を考えながら魂を込めてボディをデザインしたのに、ドアバイザーを付けたら台無しではないでしょうか?

視界の悪化

ドアバイザーの多くはスモークタイプで色が付いています。運転席から見ると、Aピラーの下側にスモークのドアバイザーが追加されるため、視界が悪化します。バイザーが邪魔なのです。

エアコン標準装備

今や軽自動車でも、ほぼ100%の車両はエアコンが標準装備。

日本の夏季、猛暑日が当たり前。地域によっては外気温が40度超を記録します。これほど暑い日本の夏季において、エアコン無しの自動車なんて考えられません。

天候を問わず、ACスイッチをONにして外気導入を選択すれば、換気しながら車内の室温と湿度が一定に保たれます。春と秋以外は、窓を開けて換気する必要性が少ないのです。

車内換気について

ここで追記。

カーエアコンがデフォルトの時代、窓を開けて車内を換気することが少なくなりました。窓を開けて走行すると、弊害が多いのが事実です。

・ディーゼルエンジン車が排出する黒煙や大気中の汚染物質が車内に入り、明らかに天井内張りが汚れやすい。

・花粉が車内に侵入する。(4人に1人が花粉症と言われます。)

・砂埃が車内に侵入し、シートが汚れやすい。

・車内が埃っぽくなる。

多くの自動車にはエアコンフィルターが装着されています。このフィルターが空気中の汚れ成分をキャッチしてくれるため、窓を開けて走行する意味が薄らいでいます。

管理人の過去の経験上、窓を開けて走行していた自動車(禁煙車)の天井内張りを固く絞ったタオルで拭くと、黒い汚れが付着しました。それだけ、大気は様々な物質で汚れている証拠なのです。

そして、車を買い替えた後、1年を通してほどんど窓を開けなくなりました。

【春】送風

【梅雨と夏】エアコンON

【秋】送風

【冬】ヒーターON

以上のように空調を操作することで、天井内張りに汚れがほとんど付かなくなりました。車内の埃っぽさもありません。

管理人は基本的に「外気導入」にセットして走行しています。そして、トンネル内や前方にトラックが走行している時は「内気循環」に切り替えます。

ちなみに管理人Mr.は1年を通して、窓を開けて走行することは数えるくらい。あと、駐車場で料金を払う時とドライブスルーを利用する時に窓を開けるくらい。

風切り音

各自動車メーカーはボディデザインと空気抵抗の低減を突き詰めながら、ドア周囲を設計しています。

ドア上部にドアバイザーを取り付けると、デザインによっては風切り音と空気抵抗の増大が懸念点。

むしろ、ドアバイザーはCDA値(空気抵抗係数CD値×前方投影面積A値)を悪化させるのではと思います。

まとめ

男性スタッフ、Hさん(20代)
Mr.さん、説得力がありますね。

少なくとも、私たちはドアバイザーは不要ですね。

DEU-Car.com管理人、Mr.
そうだね。

よくよく考えてみると、喫煙者を除き、ドアバイザーは微妙なパーツなのかもしれない。

男性スタッフ、Hさん(20代)
確かにですね。

それでも、ドアバイザー装着車をよく見かけますから、不思議なパーツですね。

DEU-Car.com管理人、Mr.
ま、何となく付ける・・といったパーツがあってもいいかもしれない。

理詰めじゃなくて、ゆる~いカーパーツがあっても、それはそれでニーズがあればOK。

ドアバイザーは嗜好品に近いのかな。

男性スタッフ、Hさん(20代)
ドアバイザーの製造メーカーがあることですし、これからもドアバイザーは不滅のパーツのような気もします。
DEU-Car.com管理人、Mr.
私たちは、決してドアバイザーをDisっているのではありませんので。

人それぞれ好みが分かれるのがドアバイザーではないでしょうか?

男性スタッフ、Hさん(20代)
話がまとまってきたようですね。

ドアバイザーはお好み次第でどうぞ!のパーツではないでしょうか。

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